2020.05.22 | TOP 

そもそも葉酸とは??

第1回栄養コラムは【葉酸】についてです。
 
美容・健康に注目の栄養素である葉酸ですが、よくこんな声を耳にします。
 
「妊活中に必要ってネットで見た」
「妊娠したから飲んだほうが良いらしい」
「産後はいつまで必要なの?」
「貧血とか美容にも良いの??」

そもそも葉酸とは??

今日は、そんなお話をさせていただきますね。

葉酸は、水溶性ビタミンのひとつで、ビタミンB群の仲間です。
 
妊娠準備期から妊娠初期の女性が十分な葉酸を摂取すると、胎児において神経管閉鎖障害という神経管の発育不全になるリスクを減らすことがわかっています。
 
厚生労働省からも妊娠を望む方、妊娠の可能性のある方は栄養補助食品(サプリメント)から1日400μgの葉酸摂取を勧められ【妊娠=葉酸】と広く認識されるようになりました。
 
葉酸はたんぱく質や細胞をつくる時に必要なDNAなどの核酸を合成する重要な役割があります。
このため、赤血球の細胞の形成を助けたり、細胞分裂が活発である胎児の正常な発育に役立ったりするなどの大切な働きをしています。
 
また、ビタミンB12と協力して血液をつくる働きがあるため、妊娠中はもちろん産後の授乳期まで不足なく摂取したい栄養素です。
貧血=鉄不足と思われがちですが葉酸も造血作用があるため不足すると同じく悪性貧血になってしまいます。
 

他にもこんなに嬉しい効果があると言われています♪
 
血行促進効果により血色改善、冷え予防
口内炎の予防、改善
口内炎の予防、改善
認知症予防
脳卒中や心筋梗塞などの循環器の病気の予防

 
老若男女問わず摂取して損はないですね(*^^*)
 
そんな葉酸ですが、ビタミンB群の仲間で水溶性ビタミンのひとつです。
 

 
水に溶けやすい性質があり、洗うだけでも少しずつ失われてしまう栄養です。
果物のように生で食べられるものもありますが、それだけに偏ると糖質も気になりますね。
 
調理過程による損失が30~40%と、損失の割合が大きいのですが、野菜やきのこは特にスープに入れるなどすると、溶け出した栄養もしっかり取り込めますよ(^-^)/
 

スープにおすすめの葉酸が多く含まれる食材
 
ブロッコリー
ほうれん草
きのこ(特にエリンギ)
焼き海苔
オクラ

 
一度にたくさん摂っても余った分は尿として排出されてしまいます。
 
体内に貯めておくことができないので
「今日たくさん食べたからいいや!」ではなく、毎日摂取することが大切です!!
 
未来の自分の為に少しずつ意識してみてくださいね(^^)☆
 
 
↓葉酸の美容について詳しくはコチラ↓
 

 

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